書名:50歳から始める英語 (幻冬社新書)
著者:清涼院流水
ページ数:204ページ
読了までの所要時間:約1.5時間(昨日10月14日から今日にかけて読了)
本書はビジネス書の一種であり、手っ取り早く内容を把握するような読み方でも良いと思う(文章を味わう目的の文芸とは異なる)。そこで書店等で購入を検討されるなら、本書の肝として、目次とともに、192ー198ページに書かれてある初級・中級・上級者向けの確認事項をまず読んでいただきたい。そこに清涼院氏の考えが凝縮されているから。この部分はコピーして目につくところにでも置いておきたい。
その上で、その「確認事項」の内容で本書をおさらいしつつ書けば、私が特に勇気づけられたのは、中級者ならば、英語学習に飽きた時に楽しめる別の英語学習を用意しても良いということだ。つまり、文法とか長文の読解に疲れたら、英語圏のドラマや映画、ニュース番組を楽しんで良いということ。本書においての初級者は、かなりの初級レベルのようなので、TOEIC600点以上のスコアを取れてきた私は、おそらく本書基準ではOKなのであろう。相場の確認も含めて、日経CNBCなどの英語メディアにこれからも触れ合っていこうと思う。
もうそろそろ「英語勉強法研究」の読書は、特に和書でのそれは、終わりにしようと思う。これからは本書で示されているとおり、勉強法オタクではなく勉強オタク(TOEICオタク)になって大いに英語も使える人生を楽しむ道を目指そう。本書では英語の学びは際限なく続くものとして書かれているが、外国語学習の魅力(学ぶ過程も、学んである程度身につけた上でも)が存分に紹介されている。私もまた、一つの楽しみとして継続して英語を学び続けたい。
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